天才!?マッド菜園ティストHI-Dの生活

皆さんご存知マッド菜園ティストHI-D先生のマッドな品種改良を記録していく場です。まぁまぁ頑張る!

マッド菜園ティスト的家庭菜園の教科書①【種の蒔き方、種まきのコツ】

【はじめに】


おはこんばんちわ
マッド菜園ティストHI-Dです。

最近シェア農園なども流行っており
プチ農業にハマる人が増えていますね。

そこで今回から家庭菜園の教科書として
初歩の初歩、まず初心者がぶつかる壁、
種まきについてお話ししていこうと思います。

何部か書きますが、
これを全部読み終われば

「わたし絶対枯らすも~ん」
とか言ってるぶりっこ女子から

「最近お野菜高いのよねぇ」
とか悩んでるおばさままで

トマトくらいなら余裕で栽培出来ると
思います。






ということでまず1日目のお勉強は
種の蒔き方ですね。



種が上手く蒔けるようになれば

栽培もはじめられますし
品種改良が出来る様になったようなものです。

植物ごとに細かく分けて書くのは別の記事で
やっていくので、このシリーズは
大まかに基本だけ書いて行こうと思います。
















【種の種類】


種まきの時に
まず分かっていなければならないことは
種の種類ですね、手に入れる種子が
発芽する可能性がある種子である必要があります。
そのため、使う種子の種類をリサーチしておく
のが種まきの一番はじめのコツになります。


(1)乾燥しても大丈夫な種子かどうか

一つは乾燥に耐える種子か、乾燥で発芽能力を失う
種子であるかどうかを見極める必要があります。


例えばブドウやビワ、ライチ、アボカド、ミカン
など果樹類には乾燥すると発芽しない種子を持つ物が
多くあります。オークションなどで種子を手に入れる
場合にはそこら辺のリサーチが大切ですね。
特にブドウやミカンは乾燥種子が販売

野菜類は袋で販売されているのをみて分かるように
ほとんど乾燥しても問題ないものばかりです。















(2)休眠打破の種類

ほとんどの植物種子は休眠しているので
休眠打破が必要です。コツというよりは必須ですね。

葉菜や根菜など
簡単なものでは適度な温度と水分と酸素があれば
発芽してくれるのですが、

少し面倒なものになると一定期間の低温に当てたり
逆に30度以上の温度が必要になるものもあります。
例えばトマトの種子は乾燥して数週間経てば発芽しますが
ナスの種子は低温に当てないと発芽しません。

キイチゴやブドウなど温帯果樹の多くは
冬を経験しないと発芽しないので、3ヶ月ほどの
低温処理が必要な場合が多いです。
バナナなど熱帯の植物は30度以上のお湯に1度入れると
発芽率があがるものがあります。

休眠打破ができていないと発芽せず腐って終わる
場合があるのでリサーチが必須です。
















(3)光が好きか、暗闇を好むか


中2病の話しではありません
植物には光が好きな光好性の種子と暗くないと
発芽しない嫌光性種子が存在します。

例えばイチゴは光好性種子なので土の表面に蒔きます。
逆にトマトは嫌光性なので種子の3~5倍の深さに蒔きます。

ただ嫌光性の種子は夜の存在があるため
土の表面に蒔いても時間はかかるが発芽しないわけでは
ありません。
 
この光の問題に関してのリサーチも必要です。

















【種まきの土】

種まきに大切なことの一つには
種まきの土がありますよね。
水中での発芽ができるタイプの種子はありますが、
光、温度、水分、酸素が種まきに必要な要素なので
酸素が少ないと発芽しないものなどは
水中だと腐ってしまいます。

ということでまずは
種まきに最適な土について考えていきましょう。
種まきの土として良い土でよく言われることに
水はけがよく、肥料分がないことと言われます。

なぜ水はけが良い方が良いとされるのかというと、
水はけが良いということは、水を流すことによって
土の中の空気の入れ換えが出来るため、
種子の代謝に使われる酸素の補給も出来ますし
発芽した植物の根も育ちやすくなります。

次になぜ肥料分が無いほうが良いのかというと
水分は成分の濃いものに奪われる性質があるので
肥料が多いと発芽したての植物の根から水分が奪われ
枯れてしまいます。

例えばナメクジに塩をかけると水分が失われ
干からびてしまうのと似ていますね。
人間で言えば飴をずっとナメ続けると
口の中の水分が奪われ不快感があったりしませんか?
それと同じです。















【種の寿命】

植物ごとに種の寿命というものは
異なっています。例えばよく言われることに
ニンジンの種子の寿命は短いということがありますが
セリ科の植物は大体2~3年以内に発芽能力が無くなります。
長命種子としてナス科とウリ科がありますが、
状態にもよりますが5年以上は確実に持ちますね。
例えばカボチャでいえば800年前に絶滅した品種が
発掘された壺から発見され、復活した例もあります。

まぁ、それを言ってしまえば大賀蓮というハスの品種は
大賀博士という博士が2000年以上前の地層から発見された
ハスの種子の発芽に成功したところから増殖されたものになります。
ハスの種子は確実に2000年以上の寿命があると考えると
壮大な感覚ですよね。


カボチャですら800年は持つようなので
僕もカボチャの品種改良に本腰をいれたくなってきました。
















【種まきをしてみよう】

地域によって土の使い勝手や
種子の発芽具合も少し変わると思うので
まずは種を蒔いてみることをおすすめします。

例えば
湿度の高い地域では
市販のピートモス入りの培養土でも
良いかも知れませんが、逆に乾燥しやすい地域では
ピートモスが乾燥して固まってしまい
水を吸わなくなってしまう場合もあります。

まぁこんなことが起こったりするので
試してみることが大切です。

ちなみに市販のピートモスいり種まき用土の
固まり防止作としては、ピートモスの
密度を下げ、ピートモスとピートモスが
触れあわないようにしてやれば固まらなくなります。
例えばゼオライトなどを追加するなどして
ピートモスの比率を下げると良いでしょう。
















【ランの種子】

特殊な種子としてはランの種子があります。
こればかりは気軽に種まきするのは難しいですね。

まず種子に養分を蓄えないため
世界一種子が小さい植物とも言われるほどで
ぱっと見ただの粉です。

自然ではこの粉の様な種子を分解しようと
菌が寄ってくるのですが、それを逆に
栄養素として成長していきます。
そこから細胞の塊の状態で成長し
1年ほど経つとやっと葉が出てきます。

この時の菌はラン菌とも呼ばれますが
菌に勝てる場合は少なく普通に分解されて
しまうものも多いので安定して発芽させる
事が出来ません。

そこで人間は
寒天などにブドウ糖などを
添加することによって培地を作り
そこに種をまき、直接タネに養分を
吸収させる方法を作り出しました。
家庭では菌が入り込みやすく失敗率が
高いのですが、

ヴィトロプランツなどで
培養キットを購入出来るので
試してみるのも良いですね。















【終わりに】

植物の種まきは家庭菜園の最初の難関ですが、
利用したい種子のリサーチと種まきの土の質
の2つのチェックポイントがあります。
この点だけ抑えてしまえば種まきも余裕ですね。
園芸店で販売されている種子には
丁度まきどきの場合が多いので、裏面の
栽培方法をきちんと読んで選んでください。

種だけ上手く蒔ければ
家庭菜園から品種改良まで
無限の可能性を探ることが出来るので

ぜひ試してみて下さい。