天才!?マッド菜園ティストHI-Dの生活

皆さんご存知マッド菜園ティストHI-D先生のマッドな品種改良を記録していく場です。まぁまぁ頑張る!

マッド菜園ティスト的家庭菜園の教科書②【土作り、土について】

【はじめに】


はい、こんにちは
マッド菜園ティストHI-Dです。

このシリーズは初心者を
家庭菜園の道へ誘う、というか
連れ去ることを目的として
書いています。

射雕英雄伝(しゃちょうえいゆうでん) 全19巻セット (トクマコミックス)

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いま読んでいるあなたは
まるで中国の武侠小説の主人公が
伝説の武術書を見つけたのと
同じような状態かも知れません。

というのは冗談として
そろそろ本題に入っていきたいと思います。


今回は第二弾

土についてのお話しをします。
畑よりは鉢植えやプランター向けの
お話しになると思います。














【植物に適した土とは】


まず栽培したい植物に適した土について
リサーチする必要があります。
植物は膨大な種類がありますので
種類ごとに育つ環境が違います。

例えば分かりやすく言えば
レンコンは沼で育ちますが
サボテンは沼では育ちませんよね。

はじめはわかり難いかもしれませんが
ある程度見るべき所は決まっているので
チェックポイントをいくつかご紹介
していきます。

















【チェックポイント①:適応するPH】

適応するPHとはつまり栽培したい植物が
育ちやすい土が酸性かアルカリ性か
と言う事になります。市販の野菜の培養土は
中性くらいに調整されていると言われていますね。

自分が栽培したい植物がどのような場所にいるか
どの植物の仲間であるかがヒントになります。

例えば土地の例で言えば
古くは石灰岩土壌に自生していた
ヨーロッパブドウはアルカリ性を好むとされますが
赤土でも生育する日本のヤマブドウは
中性から弱酸性を好みます。

種類の例で言えば
ネギ類やザクロ、イチジクなどは
みなアルカリ性に適応していることが
知られており、ブルーベリーやハスカップ
などは酸性を好むとされています。

もちろん例外はありますが
ある程度の大まかな傾向を知っていれば
栽培に対する迷いや失敗が減って行きます。

最終的には細かく栽培する植物の
データを収集できると良いですね。

この適応するPHに対しての
リサーチがまず第一のチェックポイントです。
















【チェックポイント②:酸素の必要度】

植物というと二酸化炭素を酸素に変える
イメージが強いと思いますが、
植物が酸素を利用しない訳ではありません。
植物も発芽や根の生育に酸素を必要とします。

植物の多くは根から水分や養分を吸収
しているので、根の生育が滞ると
枯れる可能性がありますよね。

例えば岩場や砂地の植物は
酸素の要求量が多く、粘土質の土では
育ちづらい場合があります。

逆に葉から酸素を根に送れる
イネの仲間やサトイモの仲間などは
根が水中に入っても問題ないほどです。

根に酸素を多く必要とするものか?
逆に根に酸素を送れるタイプのものか?
によって土の水はけの良さを調節する
必要があるのでこの辺もチェックが必要ですね。
水への耐性も比例すると考えて大丈夫です。

水はけはゼオライトやパーライトなど
砂利類を混ぜたり、赤玉土や鹿沼土などを
混ぜる事で改善出来ます。















【チェックポイント③:必要とする養分】


自然応用科学 おいしい野菜の肥料 2kg

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植物は土から養分と水分を吸い上げて
成長します。そのためその必要な養分が
吸収しやすい土を目指すと良い作物が
作れるようになります。

例えば赤土や鹿沼土はリン酸を固定化
しやすいのでリン酸を吸収しにくくなり

アルカリ性がが強いと鉄を吸収しづらく
なるため葉緑素を作りづらくなります。

リン酸は花、果実に作用し
窒素は葉や茎に作用します。

そしてアルカリ性が多いカリ肥料では
根に作用することが知られています。

それらの吸収をいかに阻害しないか
で肥料の分量や頻度なども変わって
来ますよね。

まぁこれは植物がどのような成分の
要求量が高いか、という情報を
見つける場合があれば気にする程度で
問題ありません。

詳しくはその植物の自生地や
形態などである程度予想出来る様に
そのうちなると思います。

とりあえず
マッド菜園ティストってやつが
こんなこと言ってたな~ってくらい
なんとなく覚えておけば大丈夫です。

















【基本の土の素材について】


今までのお話しは栽培したい植物の
情報をリサーチすることが土作りには
大事という事でした。

ではその情報を元にどういった
土を作ったほうが良いでしょうか?

よく使われる素材について解説していきましょう。














【赤玉土】

平和 赤玉土(小粒) 5L

平和 赤玉土(小粒) 5L

植物の栽培の土でよく聞く名前ですよね。
日本の野生植物の多くはこの赤玉土と
腐葉土だけで育つとも言われています。

赤玉土とは関東ローム層の赤土を砕いて
出来た土で、酸化鉄を含むため弱酸性です。
養分を含まないので雑菌が湧きづらいので
様々な用途に利用されます。

元は粘土質なものを乾燥して固め、
砕いて出来ているので、排水性が良いですが
形が崩れると元の粘土質に戻り
排水性が悪くなるという欠点があります。

リン酸分を固定化しやすいとされますが
微々たる量なので骨粉などの緩効性
リン酸肥料を与えるならそれほど気にする
程ではありません。
















【腐葉土】

平和 腐葉土(DIYシリーズ) 2リットル

平和 腐葉土(DIYシリーズ) 2リットル

読んで字のごとく葉っぱを
発酵させて出来た土のことですね。
主に保水目的で使われることが多いです。

腐葉土と言っても実際原料になった
葉っぱの種類によって材質は変わるの
ですが、土壌の微生物や有用な菌の
エサになり良い土をつくる作用もあります。

竹林の腐葉土やブドウの葉から作られた腐葉土は
繊維質が多くフカフカの腐葉土になり
水はけの良さと水持ちの良さを併せ持つので
手に入れられるのであればおすすめです。

自分で作るのであれば落ち葉を集めて3年ほど
寝かせれば良い腐葉土ができあがります。


















【鹿沼土】

平和 硬質鹿沼土(小粒) 17L

平和 硬質鹿沼土(小粒) 17L

鹿沼土は鹿沼で取れる軽石の仲間で
普通の土よりやや軽く、軽石よりは
崩れやすく、黄色いのが特徴です。

実際はモノによって異なるのですが
酸性用土として使われることが多いです。

保水性もも排水性よく、赤玉土同様に
肥料分を含まないので培養土の基礎として
利用されることが多いです。

扱い易い土なので人気が高いですね。

リン酸に対して言えることは
赤玉土と大して変わりません。

















【黒土】

平和 黒土 14リットル

平和 黒土 14リットル


関東ローム層の表層近くの土とされ
植物と火山灰が混じり合って出来ている
ため水持ちがよく、柔らかいのが特徴です。
ニンジンや大根などの根菜を形よく
栽培できると言われています。

リン酸を吸着しやすく植物に吸収しづらくし
さらに酸性に傾くと根に害を及ぼすと
言われているので骨粉などの
リン酸カルシウムと合わせて利用すると
良いでしょう。

雑草の種子が混ざっていることが多いので
僕はあまり使いませんが、

排水性を良くするためにパーライトや
ゼオライトを混ぜるという話しを
よく聞きますね。
















【パーライト】

平和 パーライト 50L

平和 パーライト 50L

パーライトは人工的に黒曜石を焼いて
発砲させて作られています。

軽い砂利といった感覚で使われることが
多く、主に排水性の改善のために
利用されます。

ただ数年使っていると崩れやすくなり
排水性能が衰えるので注意が必要です。

軽いのでハンギング用の培養土に使うと
吊す重量を下げることにもなりますね。


















【ゼオライト】

硬質天然ゼオライト20kg (3?7ミリ)

硬質天然ゼオライト20kg (3?7ミリ)

ゼオライトは多孔質の鉱石で
酸素を捕まえやすいため、
根腐れ防止剤として混合される
ことが多いです。

白いものや青いものなどが知られますが
好きなサイズが見つかりにくい
場合も多いですね。

極小粒のものが欲しければ
ペットの砂浴び用として販売されている
ものを利用するという手もあります。

















【桐生砂】

平和 桐生砂(DIYシリーズ) 2リットル

平和 桐生砂(DIYシリーズ) 2リットル

桐生砂は火山砂礫が風化して
出来たモノで、多孔質で水はけがよく
意外に重量があるのが特徴です。

鉄分を含むため弱酸性とされ
山野草の寄せ植えなどに利用される
ことが多く、多肉植物の培養土に
混合される事も多いですね。

重量があるので鉢植えの底あたりに
多く入れる事で倒伏防止にもなります。



おっと3000文字前後でまとめるつもり
でしたが超えてしまいました。

今回はここら辺で締めましょう。
















【終わりに】

野菜がよく育つ土づくり (学研ムック 学研趣味の菜園)

野菜がよく育つ土づくり (学研ムック 学研趣味の菜園)

土とは本来40億年以上もの
歳月をかけて出来ているものなので
果樹に関して言えば土作りを完璧に
できる人間はまずいないでしょう、
人に育てる才能があるわけではなく
土地によく育つ状況があるわけです。

ただ、野菜などの表層を生きる植物の
場合は別ですね、人間が調節して
良い土を作ることが出来ます。
家庭菜園なら尚更です。


まず栽培したい植物の栽培データを集める
次に素材を組み合わせて土を作る

まずはこれだけですね。








解説 日本の有機農法―土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで

解説 日本の有機農法―土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで