天才!?マッド菜園ティストHI-Dの生活

皆さんご存知マッド菜園ティストHI-D先生のマッドな品種改良を記録していく場です。まぁまぁ頑張る!

マッド菜園ティスト的家庭菜園の教科書③【肥料成分の種類と効果】



【はじめに】
https://www.instagram.com/p/Bjd085HBfPi/

はい、こんにちはマッド菜園ティストHI-Dです。

前回は土について、今回は肥料についての
お話しをしていきたいと思います。
家庭菜園をはじめたいけど肥料とかよく
わからないから手を出しづらい、
という方は多いと思います。

そこで答えを一つ先に言っておくと
ぶっちゃけ肥料をやらないという
選択肢もあります。

まぁでも肥料をみなさんはあげたい
のだと思います。仕方が無いので
今回は肥料についての基礎だけを
ある程度書いて行きますね。

















【肥料の三大要素:窒素】

サンアンドホープ 石灰窒素 500g

サンアンドホープ 石灰窒素 500g

朝日工業 硫安 700g

朝日工業 硫安 700g

肥料について言われることに
三大要素というものがありますよね。
NPKと書かれる事もあります。
この三大要素は植物の生育に必ず
必要な要素であり、植物が健康に
育つために必須とも言える養分のこと
ですね。

それが何であるかというと
窒素、リン酸、カリというもので
まず窒素はたんぱく質を合成するための
養分で、植物の体の素になります。
そして葉緑素という名前で知られる
クロロフィルの原料でもあります。

つまり窒素は葉や茎をつくるための
肥料ということになりますね。


















【肥料の三大要素:リン酸】

サンアンドリーフ 蒸制骨粉(オール有機100%) 4kg

サンアンドリーフ 蒸制骨粉(オール有機100%) 4kg

あかぎ園芸 熔性りん肥 1?

あかぎ園芸 熔性りん肥 1?


次にリン酸ですが
主に花や果実のための肥料という
位置づけになっています。実際は
それほど無くとも問題無いものでは
ありますが、あると養分を循環するとき
のエネルギーを生み出すATPという物質の
原料となります。

養分が弾だとしたらATPはそれを打ち出すピストル
みたいなものですかね。どっちが成長が早いかは
一目瞭然です。特に成長が比較的短期間で
行われる果実や花に対して大きな変化をもたらす
という事ですね。

ただ初めにそれほど無くても良い
と言ったのは、どうやらリン酸が欠如すると
その代わりに働く物質が存在するという
ことが分かっているそうで、そもそも
自然な土地では植物が吸収できる
形のリン酸が皆無な場合も多いです。

僕のブログでは
ちょいちょい赤土や鹿沼土、黒土などが
リン酸を固定し吸収できない形にするが
それほど気にすることはないと書いていますが

日本の農業や園芸のサイトなどをみると、そうい
った土には沢山リン酸を入れないと効かないという
書かれ方がされており、実際にリン酸を多めに
施している人もいると思います、

ですが逆に植物が吸収できないリン酸が過剰に
土に溜まって行く事になり、土が病原菌の温床に
なってしまうので、マッド菜園ティスト流では
リン酸は控えめにとしていきます。

病原菌が現れる理由は
過剰なリン酸が土中のアルミニウムと結合しまくり
アルミニウムが溶出したときの微生物への毒性が
無くなっていくのがその原因だと見られています。


















【肥料の三大要素:カリウム】

朝日工業 硫酸加里 700g

朝日工業 硫酸加里 700g

朝日工業 草木灰 500g

朝日工業 草木灰 500g


カリウムは根に効く肥料として知られ
灰などに含まれることが知られています。
バナナなどの肥料としても利用されていますね。
芋類にも利用されます。

どういった働きをするかというと
植物自身がデンプンなどを生成するときに
利用されます。潤滑油のようなものと
例えられる事が多いですね。
他にも色々な作用があると見られますが
それほど分かっていません。

細胞壁に厚みを与え病害を防ぎ
窒素の吸収などにも作用するので
植物の収量を上げる作用があると考え
おけば大丈夫ですね。

自然では落ち葉であったり冬に枯れた草など
から土に戻るので不足する事はありません。
過剰になるとマグネシウムと石灰の
吸収を妨げるので注意しましょう。

















【マグネシウム】

大宮グリーンサービス 硫酸マグネシウム 1kg

大宮グリーンサービス 硫酸マグネシウム 1kg

サンアンドホープ カキガラ有機石灰 5kg

サンアンドホープ カキガラ有機石灰 5kg


マグネシウムは植物の葉緑素の
主要な構成物質になるので、
かなり重要な養分になります。

欠如すると葉が黄色くなり
光合成が出来なくなって
枯れてしまいます。

自然ではにがりやドロマイトに
含まれています。酸性土壌では
すぐに溶け出して欠如してしまう
事が知られていますね。

ボジョレーヌーボーが好きな方は
知っているかも知れませんが、
花崗岩土壌などがそれに当たります。

ドロマイトを砕いたものは苦土石灰と
呼ばれ、アルカリ性で酸性を中和するので
よく利用されていますね。

















【その他の肥料:ケイ素】

ケイ素はNPKと同じく必須なもの
とされていた時代もありますが
完全になくても植物は生育するので
外されてしまいました。

イネの籾殻や、
人間の爪や貝の貝殻にも利用され
ているような成分ですが、植物に
どのような効果があるかというと
細胞を丈夫にするという効果があります。

カビ系の病源菌が植物に害を与えることを防ぎ、
台風などでの倒伏を防ぐ作用があるとされています。















【その他の肥料:鉄分】




窒素から他の成分を合成するために
利用されるため、鉄がないと
植物は葉緑素を作れなくなって
しまいます。

吸収出来なくなる原因は、
土がアルカリ性に傾き過ぎること
ですね。ラズベリーなどはこの
影響を受けやすいです。

欠如症が疑われる土壌では
窒素肥料を硫安に変えたり硫黄を加えたり
アルカリ性を中和するなどの処置が
取られることがあります。
















【その他の肥料:亜鉛とカルシウム】

朝日工業 カルシウム肥料 500g

朝日工業 カルシウム肥料 500g

アミノール化学 カルシウムエキス 500ml

アミノール化学 カルシウムエキス 500ml


亜鉛とカルシウムは植物の細胞を作る
役割があるため、不足すると葉の萎縮や
変形が見られることがある。カルシウム
は局所的に症状がみられることも多いですね。

この二つが不足する原因は土の中に
その成分が存在しないか少ないことと、
リン酸や窒素が過剰な状態であることの
どちらかであるとされています。










【このくらいで大丈夫です】

ペレット牛フン堆肥 14L

ペレット牛フン堆肥 14L


肥料として意識するのはこのくらいで
大丈夫です。特殊な土壌だったり化成肥料
しか使わないというわけでなければ、その他の
炭素、水素、硫黄、銅、モリブデン、塩素
などはなんとかなります。

地力窒素というものがありますが、
これは土の中で微生物が堆肥や落ち葉を
分解して生まれる窒素で植物に吸収されやすく、
上手く環境を整えれば植物にとって良い状態を
何年も維持する事が出来ます。

雑草の茎葉を堆肥の代わりに使っても
この地力窒素が生まれるので、自然では
こういった窒素が利用されているのでしょう。

緑肥に関しては利用する植物により効果が
異なってくるのでまた別の機会にお話し
するかもしれません。














【終わりに】

強力たい肥 5L

強力たい肥 5L


植物の栽培には人間が思っているほど
そして従来で言われているほど
肥料の添加は必要ありません。

ただしもうすでに
丹精込めて農家が壊している土も多い
ので、そういった場合はPHの中和や
足りない肥料を補う必要があります。

植木鉢では肥料が流れだし易いので
少し気を使う様にすると良いでしょう。

窒素リン酸カリが全部含まれた肥料が
多いですが、リンや窒素は過剰になると
害が出やすいので単体の効果が期待出来る
ものを利用することをおすすめします。